ヘルスリテラシーを高めよう~自由ヶ丘、川崎のパーソナルトレーナー 向井ひろみ~

健康に関する正しい情報を入手し、理解して活用する能力を高める手助けをします

静的ストレッチは誤解している人が多い~ストレッチの知識②~

おはようございます!

日本人のヘルスリテラシーを高めることが目的のパーソナルトレーナー、向井ひろみです!

 

昨日は「筋肉の柔軟性を高めるにはスタティックストレッチがおススメ」という話で終わり、今日は「スタティックストレッチの正しいやり方」をお伝えする日です。

 

その前に、前置きとして

ストレッチに関してですが

  • ストレッチには動的ストレッチや静的ストレッチのように種類がある
  • ストレッチは種類ごとに身体に起こる反応や効果がかなり異なる
  • ストレッチは目的によってやり方が異なる

ということをご存じの方というのはけっこう少ないと思います。

 

違いや効果、目的を正しく理解していないと自分自身がストレッチを行う目的を果たせない可能性があります。

目的と違うことをやっても体にとってプラスの反応自体は起こるため無意味ではありませんし、当ブログのモットーとしてやらないよりはやったほうがいい精神があるので現在ストレッチを習慣でやっている人が素晴らしいことには変わりありません。

ただ、より効果的に行いたいという場合は本日からストレッチの知識を増やしていただけるといいかと思います。

というお話もしました。

 

では、さっそく参りましょう

 

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②柔軟性を高めるために行うスタティックストレッチは正しいやり方があり、実際はうまくできていない人が多い

まずは昨日の記事のおさらいです

  • 立ったまま前屈して指がどこまでいくか
  • 座って足をどのくらい開けるか
  • 腕がどこまで上がるか

     

これらができなくなると「身体が硬くなったなあ」と感じますよね。

 

その範囲を大きく左右するものの1つとして「筋肉そのものの柔軟性」が挙げられます。

なので身体が硬いと感じる人は筋肉そのものの柔軟性を高めることが大切です。

 

そして筋肉そのものの柔軟性を高めるためには、筋肉を緊張させる(硬くさせる)センサーに働きかけずに筋肉の緊張を緩めるセンサーに働きかけることが大切です。

それができるのがスタティックストレッチなのです。

 

ただ、スタティックストレッチも正しく行わないと筋肉の柔軟性を改善することができません。

そして、私の経験上スタティックストレッチの正しいやり方を誤解している方はかなり多いと思います。

 

では、いったいどのように行えばいいのでしょうか。

という話でした。

 

では、正しいスタティックストレッチを一言でまとめると

痛気持ちいいと感じるところまで狙った筋肉を伸ばし、伸びを感じてから20秒~30秒深呼吸をしながら静止する

です。

一言でまとめましたが4つの大切なポイントが入っています笑

 

1つ1つ解説しましょう。

 

◇痛気持ちいいと感じるところまで伸ばす

筋肉にはそれぞれ、筋肉を緊張させるセンサーとその緊張を緩めるセンサーがあります。

スタティックストレッチでは緊張を緩めるセンサーに働きかけたいのですが、痛いところまで伸ばしてしまうと身体は防御反応として筋肉を緊張させるセンサーを働かせてしまいます。

 

2人組でストレッチを行ったときに無理やり押されて伸ばされて「いてててて」となって力が入った経験はありませんか?

それが力を入れて痛いところから体を戻そうとする防御反応です。

 

なので防御反応が出ない、心地よい伸びを感じるところまで伸ばすようにしましょう。

 

◇20~30秒伸ばす

今度は筋肉の緊張を緩めるセンサーに働きかける方法です。

前述の「痛気持ちいいところまで伸びている」状態を最低でも20秒保つことによって筋肉の緊張が緩み始めます。

そのセンサーに働きかけるためにかかる時間が20秒なのです。

 

ここで大切なのが「動作を始めてから20秒」ではなく「痛気持ちいいところまで伸ばしてから20秒」です。

ストレッチによっては適切に伸びるポーズをとるのに5秒くらいかかるものもあるので、動作を始めてから20秒だとセンサーに働きかけるまでの時間が不足してしまいます。

 

◇深呼吸をする

深呼吸をすることで自律神経が副交感神経優位になると言われています。

副交感神経が優位になると全身の緊張が取れリラックス状態になりやすいです。

反対に息を止めると力が入りやすくなります。

なので伸びを感じながらゆったり深呼吸を続けましょう。

 

というのも、ポーズによっては息が止まってしまいやすいものもあるので「私はきちんと深呼吸してるよ~」という方も全ポーズで深呼吸できているか一度確認してみてください

 

◇動作を止める

よく「いち、に、さん、しー」という掛け声に合わせられるような感じで伸ばしたところでバウンドをさせる動きをする方がいます。

この動き自体が直ちにストレッチを無意味にするとは言いませんが、筋肉の柔軟性を高めるためには望ましくない動きになる可能性があります。

 

というのも、バウンドをすることによって痛いところまで伸びてしまい筋肉の防御反応が働く可能性があるのとバウンドから戻ってくるときにあまり伸びてないところまで戻ってしまうことで20秒伸びっぱなしにさせるということができなくなる可能性があるからです。

 

とはいえ、バウンドさせるやり方は筋肉の伸び縮みの切り返しの動きを滑らかにするので、ウォームアップや日常の動作の改善にはおすすめな動きです。

 

 

以上が筋肉の柔軟性を改善させるために行うスタティックストレッチの正しいやり方です。

項目に分けると多く感じますが実際にやってみるとそんなに大変ではなく、知っているとお得だと思うのでぜひ実践してみてください。

 

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