ストレッチの先入観
おはようございます!
日本人のヘルスリテラシーを高めることが目的のパーソナルトレーナー、向井ひろみです!
昨日は野村克也氏のお言葉「先入観は罪、固定概念は悪」という言葉をフィットネスの場面での考え方に落とし込んで解説致しました。
セオリーに囚われすぎず、少しでも皆さんがやりやすいように運動を行ったり健康を考えるきっかけになれば嬉しく思います。
本日は私が最近思った「先入観は罪、固定概念は悪」を紹介します。
以前当ブログでもお伝えしましたが、ストレッチには大きく分けて2種類があります。
- ダイナミックストレッチ(動的ストレッチ)・・・ラジオ体操のように動きながら筋肉の伸び縮みを行うストレッチ。筋肉が伸びきる時間は短いため柔軟性の改善効果は低いが伸長反射という筋肉の伸び縮みをスムーズに行うための反射が出やすくなり筋力が向上するためウォームアップに向いている
- スタティックストレッチ(静的ストレッチ)・・・動きを止めてゆっくり行うストレッチ。筋肉を一定時間伸ばすことで筋肉内のセンサーが反応し筋の緊張を緩めることで柔軟性、関節の動きを改善する目的で行う一方、筋力が低下することも報告されているためウォームアップには向いていない
という2つのストレッチです。
私も上記のように「ウォームアップはダイナミックストレッチ、クールダウンやお風呂上がり、寝る前のストレッチはスタティックストレッチがオススメ」とご案内しています。
この理屈自体は間違いではありません。
しかし、最近YouTubeで拝見したトレーナーは「ウォームアップでスタティックストレッチをご案内するケースが8割」と話していました。
ムムム( ゚ε゚;)
セオリーと真っ向から対立です笑
更に話を聞いてみましょう。
スタティックストレッチは、上記の通り筋肉の柔軟性を改善し関節の動きを大きくします。
筋トレは正しい関節の動きにより安全に行うことができます。
例えばベンチプレスは胸の筋肉の柔軟性が不十分だとバーベルを胸まで下ろすことができません。
しかし、重りをつけると重りのアシストにより胸まで下ろすことができてしまいます。そうするとその人の柔軟性を超えた動きになってしまい関節への負担が大きく怪我の原因になります。
これをスタティックストレッチで改善して安全に行うのが運動前にスタティックストレッチを行うメリットと言います。
一方、スタティックストレッチを運動前に行うと筋力低下が出ます。
しかし、これに対しては「運動前にスタティックストレッチやったからってベンチプレスが普段100kgなのに90kgになったって言う人います?」とのことです。
確かに笑
その人が言いたいのは、「筋力低下は起こるかもしれないけど微々たる筋力低下よりも怪我をせずにトレーニングを行うほうが長期的に見ても大切」ということです。
セオリーと反セオリーのメリットデメリットを目の前のお客様に照らし合わせベストを選択するという、先入観や固定概念があったらできない指導です。
わたしもそのようなご案内を心がけていますが、まだまだだなあと感じました💦
もちろんこれは全ての人に当てはまるわけではありません。
しかし人は1人たりとも同じ人はいません。
セオリーを基本として、「私にとって」「お客様にとって」のベストのために選択肢の幅を常に広げていたいと思います。
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