【野球】スワローズ戦考察vol.27（11/1 対広島東洋カープ）
おはようございます！自由が丘と川崎市多摩区で活動するパーソナルトレーナーの向井ひろみです！
さて、レギュラーシーズン最後の観戦記です。
そして、今日はなんと言っても雄平選手の引退試合です😭
雄平選手といえば、東北高校から2002年にドラフト1位で投手として入団。
投手としてもある程度一軍で活躍はしますが、そのコントロール難ゆえに競合してドラフト1位で入団してきた期待に応えたという活躍ではありませんでした。
しかし、投手としてもホームランを放つ打撃センスや走力や肩など身体能力は抜群なこともあり野手への転向を決意。
その後は血の滲むような努力を続け外野手として一軍に定着、そしてクリーンアップを担うなどスワローズにいなくてはならない選手となりました。
しかしその類い稀な身体能力も年齢の衰えには抗えず、ついにこの日引退します。
雄平選手の思い出の一打は間違いなく2015年の優勝を決めたサヨナラタイムリーです。
ライト線外野スタンドで観戦していた私の目の前に転がってきた打球…
14年ぶりの歓喜に涙したのを覚えています。
(今年はレッスン中に優勝が決まったこともあり涙しませんでした笑)
「我らの想い背に受け 貫けフルスイング
君の努力の結晶 今咲き誇れ」
おそらく代打での出場になると思いますが、この応援歌のような打席になることを願います。
ヤクルト 9-7 広島
今日は基本雄平選手の話。
5回終了後、雄平選手の引退セレモニー。バックスクリーンモニターに雄平選手の19年の軌跡が映される。その映像が終わると家族から花束の贈呈。そして雄平選手はグラブを右手にはめそのままライトの守備へ。新しい演出に球場は大盛り上がり。1番ライト雄平選手。雄平選手がレギュラーに定着したときの打順であることは感慨深い。
そして7回裏の先頭バッターは雄平選手。対するピッチャーは森浦投手。初球アウトコースストレート外に外れ、2球目もアウトコースストレートが低く外れカウント2-0で球場は不穏な空気笑。3球目インコースのストレートを代名詞のフルスイングでファウル。
迎えた4球目、アウトコースストレートを雄平選手らしからぬうまく捉えレフト線へ見事シングルヒット。相変わらず打球が速くその分1塁止まりであったが全力で1塁ベースを駆け回り笑顔に。
雄平選手はそのままライトの守備につく。このまま試合終了までグラウンドに立ち続けてくれるか。
8回裏、2アウト1塁で迎えた最終打席。初球はインコースのフォークを見逃してボール。そして2球目は同じインコースのフォークをフルスイングでファール。3球目も真ん中にフォークで空振り。島内投手も本気である。続く4球目は151kmのストレートを同じくフルスイングでファール。5球目は151kmストレートが外に外れカウント2-2。6球目はインコースストレートになんとか食らいつきファール。
そして7球目、アウトコースのフォークをフルスイングした当たりはセカンドへ。1塁ランナーの荒木選手がセカンドで封殺され3アウト。現役最終打席を終えた。
嬉しいことに雄平選手は最終回もライトの守備へ。打球も処理し最後まで神宮のファンを喜ばせてくれた。
引退試合を勝利で飾ることはできなかったが、まだまだ動けそうな姿を見せてくれた。今季引退する選手は優勝争いが最後までもつれたこともあり皆真剣勝負な引退試合になり、松坂投手や斎藤佑樹投手のようにボロボロな姿を見せる選手もいれば山井投手や大竹投手、この日の雄平選手のようにまだまだやれそうな選手もいて趣深かった。どちらも感動を与えてくれたことは間違いない。ほとんどの選手が私が学生時代に甲子園やプロ野球を盛り上げてくれた選手。青春時代から大人になるまで感動をありがとうございました⚾
