ヘルスリテラシーを高めよう~自由ヶ丘、川崎のパーソナルトレーナー 向井ひろみ~

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【野球】スワローズ戦考察vol.17(9/28-30 対DeNAベイスターズ)

おはようございます!自由が丘と川崎市多摩区で活動するパーソナルトレーナーの向井ひろみです!

 

スワローズは前節のドラゴンズ戦を2勝1分、なんと3試合連続完封試合で連勝を8、連続無敗記録を12試合に伸ばしました。

 

今回対するベイスターズは6連敗中。

 

前回ベイスターズと対戦する前は4位にあがり手強い相手と述べましたが、その3連戦はベイスターズのミスも毎試合目立ちちょっと綻びが出た週間となったようです。

 

このようにチーム状態が対照的ではありますが、もちろん油断はなりません。

 

相手がどこであろうと自分達の野球を崩さず戦ってほしいです。

 

9/28 ヤクルト 4-0 中日

前試合は若手の村上投手の先制弾と大ベテラン石川投手の好投で勝ったので、今日は反対に若手の奥川投手好投し大ベテランの青木選手の一打で勝たないかなーと思ったら本当にそうなったヤクルト勝利試合。

 

スワローズ先発の奥川投手は6試合連続無四球試合継続中。K/BBという奪三振と与四死球の割合の数値は10.13。投手の成績には勝利数や防御率などがあるが、これらは味方の得点力や守備力も左右するので投手の能力そのものを測ることは難しい。そんな中奪三振と与四死球は敬遠等を除けば基本的に投手の力によるものなので投手の能力を測る指標として用いられており、数値が高いほうが優秀である。ちなみに規定投球回数到達者で最も優秀なのはドラゴンズの大野雄大投手の4.33。同じくドラゴンズ柳投手が4点台で続くが他は軒並み1点台~2点台。奥川投手の数値が驚異的なのがわかる。

 

そんな奥川投手は今日はストレートの走りが今一つ。シュート回転することもありその回転によりコースが甘くなることもしばしばでベイスターズ打線に序盤はいい当たりをされることも少なくなかった。しかし今日も相変わらず四球はださなかったのとベイスターズ打線の打ち損じや6回に先頭桑原選手が出塁時にはベイスターズの無策にも助けられ6回まで0を並べた。

 

対するベイスターズ先発は東投手。2年前のルーキーイヤーは13勝を挙げ新人王を獲得するも翌年に故障でトミージョン手術。今回は700日以上ぶりの一軍先発となる。

序盤はやはり慣れない部分もあるのかボール球が先行し球数はかさむがストレートは148km、スライダー、カットボール、チェンジアップを上手に使いスワローズ打線に捉えられるには至らなかった。

久々登板の初回を切り抜けると安心するもの。回、3回はストライク先行のピッチングでスワローズ打線を完璧に封じ、4回も先頭の青木選手に11球粘られやや捉えられた当たりではあったもののショートゴロに抑えた。その後村上選手に四球は与えるも無得点に。

 

迎えた5回裏、先頭の中村選手倒れるもサンタナ選手が四球で出塁。東投手としては8,9番に続くこともあり厳しいところを突いての四球なのでもったいない四球とまでは言えないがこれが裏目に。8番の西浦選手にセンター前、9番の奥川投手にはバスターでレフト前と繋がれ1アウト満塁。

続く1番の塩見選手は前の2打席で東選手に全くタイミングが合わず連続三振。こういうときの塩見選手は全く打たないのでビハインドゲームなら代えてもいいところだがまだ同点であるのとベイスターズはリリーフ陣に心配があることを考えると守備のいい塩見選手はまださすがに代えないか。しかしこの打席も3球歯が立たず見逃し三振。

続く青木選手は前打席なんとか東投手に食らいつけていたので期待。そして2球目のアウトローカットボールをレフト方向へ。角度や当たり的にはレフト線に落ちてくれと思う当たりはなんとそのままレフトスタンドへ飛び込みグランドスラム。ここ1週間グランドスラムが出すぎて怖いが何はともあれ4点先制。

 

スワローズは7回から星投手にスイッチ。奥川投手は調子が悪いながらも6回82球だったので7回まで行くかと思いきや交代。中10日以内でローテーションを回すのは考えづらいので勝ちパターンやそれに準ずる星投手、田口投手、今野投手の登板間隔が空いていたのでその投手たちの調整もあるか。基本的に登板する投手が多ければ誰か調子が悪いこともあり点をとられるリスクは高くなるが、後の試合を見据える高津監督らしい采配である。そしてその3投手は1人のランナーも許さず0点でゲームを締めた。

 

スワローズは4試合連続無失点、そして13試合連続無敗という球団新記録を樹立した。

 

ヤクルト 5-7 DeNA

小川投手の大乱調により序盤に大量失点。中盤と終盤で追い詰めるも大差を埋めるにはならず連勝は9、連続無敗は13でストップ。

 

まず、今日は19:30から訳あって試合が全く見れない環境になる予定だったが、18:30頃から見るのを辞めてしまった久々の観戦放棄試合であった笑

 

先発の小川投手はストレートの球速、伸び、制球、変化球のキレ、制球と全て悪くDeNAの上位打線には完全に見切られているようであった。特に初回はアウトにとった牧選手、オースティン選手の当たりもそこそこ捉えられており完全に打ち取った打球はなかった。2回は宮崎選手にバックスクリーンに運ばれその後は下位打線で事なきを得た。

そして3回に再び上位にまわり桑原選手のボテボテの三塁線のゴロを小川投手が1塁に悪送球。おそらく良い送球でもセーフだったのと見送ればファウルだった打球を焦って処理してしまった。小川投手も自信の調子が悪いことはわかっており先頭バッターをなんとかアウトにしようとして冷静さを失ってしまった。仮に今日の試合を勝ちたいならこの場面で代えるべきだと思ったが続投。まあまだ25試合近く残っており焦って今日の試合だけのためにリリーフを無理してつぎ込むこともないということだろう。結果としてその後炎上し0-6となり小川投手は3回で降板。

 

…以上で観戦終わり笑

 

しかし、小川投手以外の投手は概ね好投。そして打線も気持ちを切らすことなく代打宮本選手や川端選手の活躍もあり5回で4-7、最終的に5-7と試合を壊さなかったことは明日に繋がるゲームになったと思う。

特にベイスターズは山﨑康晃投手を最終回簡単に諦め田中投手や平田投手が出てくる羽目に。山﨑投手も調子が悪いのはわかるが代わったリリーフ投手の格を考えるとさすがに山﨑投手<残りの投手とはならなかったと思う。結果抑えたので采配は間違ってないが感情的な交代に見えた。結果、多くの投手を起用することになり明日に影響を与えることはできたと思う。特に明日の予告先発は宮國投手なのでリリーフの選択肢を狭めておいたことは大きい。

 

とはいえ、明日に繋がるかどうかは明日の試合次第。連勝のあと連敗にならないように祈りたい。

 

9/30 ヤクルト 6-7 DeNA

連勝を支えたリリーフ陣が総崩れしスワローズが連敗となった。

 

スワローズ先発はサイスニード投手。来日当初は序盤から飛ばし一回り目は抑えるものの二回り目から別人のように崩れるピッチングが目立ったいたが、後半戦からはペース配分を意識した投球でQS達成が多くなってきた。

今日は序盤から変化球が抜けぎみで初回に牧選手に抜けた高めのスライダーを捉えられ先制ホームランを打たれるが、ファーストストライクは丁寧に取り決めに行く真っ直ぐは球速が出るなど好調ではないながらも頭を使ったピッチングをしているように見えた。

 

対する宮國投手はインコースをえぐるシュートが打ちにくそうに見え、外に逃げるスライダーやカットボールを対にうまく使いスワローズ打線を抑えていった。2回にはオスナ選手に同点ソロを打たれるもその他の選手は一巡目は比較的苦労している様子であった。

 

3回表、サイスニード投手は再び牧選手に変化球を捉えられセンター左へ勝ち越しホームランを打たれる。

その裏スワローズ打線はビックリ箱西浦選手のレフト線ツーベース。だがサイスニード投手バント失敗の塩見選手インコースのボール球のシュートにハーフスイング空振り三振とまだまだ苦労しそうな様子。しかし続く青木選手はフォアボールを選び、2アウト1,2塁から山田選手が真ん中低めのカットボールをうまく捉えレフトスタンドに逆転の3ランホームラン。スライダーとシュートが決まると厄介そうなところ甘い球をしっかり捉え序盤にリードを奪うことができた。

 

4回以降は両投手がランナーを出しながらも要所を抑え無得点。サイスニード投手は全球ストレートを投げたかと思えば全球変化球を投げたり工夫してベイスターズ打線に連打を許さなかった。対する宮國投手はやはりスライダーとシュートが決まりだしスワローズ打線はチャンスはつくるも点を取れそうな様子はなかった。

 

7回からは継投に。スワローズは勝利の方程式の今野投手ではなく好調の星投手がマウンドに上がる。もちろん何か考えがあるのだろう。しかしベイスターズの下位打線の柴田選手と戸柱選手に連打を浴びたところで田口投手にスイッチ。田口投手は代打の楠本選手にうまくレフトに弾き返され犠牲フライで1点を返される。そして続く桑原選手へのフォアボールが痛かった。1アウト1,2塁となり佐野選手にレフト線に同点タイムリーを浴びた。

 

なんとか7回は同点に抑えたが、8回は清水投手が敬遠含めるが3四球と大乱調。しかし、一発を浴びてはいけない場面で清水投手はよく一発を浴びるので良くはないが最悪の結果ではないという点は良しと思うべきか。

 

そして9回表はマクガフ投手がよくある不安定なピッチング。しかしなんとか2アウト1,2塁までこぎつけバッターは絶好調宮崎選手。ここでスワローズ外野陣は大きく前進守備。しかし前進守備が仇となるレフトオーバーの2点タイムリーを浴びた。前進守備で高めの変化球は危険ではあるが今日のマクガフ投手にそのコントロールを求めるのは酷であったか。采配ミスとは言わないが投手の力量を踏まえた作戦の検討って大事だなあと思った。

 

その裏はスワローズに今季1点も取られていない三嶋投手ではなく2試合連続KOの山﨑康晃投手がマウンドに上がる。先頭の村上選手にストレートの四球を与え、続くオスナ選手にはライトスタンドへ運ばれ1点差。昨日は山﨑康晃投手を降板させたことに疑問を呈したがそれは残っている投手の力量を踏まえた疑問であり、今日はスワローズに絶対の強さを誇る三嶋投手が残っていたのに山﨑康晃投手が出てきたのは謎であった。

結局ベイスターズは三嶋投手にスイッチ、三嶋投手が3人で抑えゲームセット。

 

弱いチームのファンあるあるではあるが、連勝した後に連敗すると大型連敗するのではと不安になってしまうのである笑