いざというときに!RICE処置の話
おはようございます!
日本人のヘルスリテラシーを高めることが目的のパーソナルトレーナー、向井ひろみです!
先日、私のお客様より一通のLINEが
「出勤中に雨で滑って転んでしまいました。足の甲が痛いのですが、こういうときは冷やしたほうがいいんでしょうか?」
というSOSの内容でした。
まず、こういうときに気軽に私を頼っていただくこと、本当に嬉しく存じます。
私たちパーソナルトレーナーは痛みに対しては応急処置しかお伝え出来ず基本は専門家である整形外科医に判断をゆだねないといけないのですが、それでもまず私に相談いただけるということは普段から信頼関係が築けているのかなあと感じ、トレーナー冥利に尽きます。
もちろん症状によっては医師の診察をお勧めしますが、なにかあったときはこれからもお気軽にお尋ねください。
話は逸れましたが、結論は冷やしたほうが良いです。
皆さんは、「RICE処置」という言葉を聞いたことはありますか?
運動中や日常生活の間で「肉離れ」「骨折」「捻挫」「打撲」などが疑われる外傷が発生した場合に症状の悪化を最小限に食い止めるための処置のことを指します。
Rest(安静)、Ice(冷却)、Compression(圧迫)、Elevation(挙上)のそれぞれの頭文字をとって「RICE」と呼びます。
さっそく、それぞれの手順をご紹介します。
Rest(安静)
怪我をしたらすぐに動きを止め(運動を中止し)、患部を動かさないように安静を保ちましょう。けがの程度によっては添え木を利用したり、テーピングなどをして固定しましょう。患部が動くことによる症状の悪化を防ぐことができます。
Ice(冷却)
アイスパックもしくは氷を患部に当てます。当てる時間は15分程度にとどめ、痛みが続くようなら1時間ごとを目安に繰り返しましょう。けがの程度によっては3日程度続けます。冷やすことで患部の熱感や腫れを最小限に抑えることができます。
氷を当てる場合は凍傷を防ぐため薄い布などを用いて直接当てないようにしましょう。
Compression(圧迫)
腫れが出てきそうな部分に包帯やバンテージを巻いて圧迫し、血流を防ぐことによって腫れを最小限に抑えます。包帯やバンテージがないときはラップで代用することもできますが、専用のものではないので使用する際はご注意を。
Elevation(挙上)
患部の位置を心臓より高くすることで血流を食い止め腫れを最小限に抑えます。足の場合は横になって台や椅子などに乗せ高い位置を保ちましょう。
部活やスポーツクラブでの運動中はRICE処置用のグッズが揃っているのでこれらの処置を十分に行うことができると思いますが、日常生活や仕事中ではすべて行うことは難しいかもしれません。とはいえ、悪化すると日常生活に支障をきたす可能性もあるのでケガをしたときは我慢せずに可能な限りこれらの処置を実施するようにしましょう。
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