腹筋と一言では言うけれど
おはようございます!
日本人のヘルスリテラシーを高めることが目的のパーソナルトレーナー、向井ひろみです!
昨日の記事では
「お腹を引き締めるために最も効果的なトレーニングは腹筋だと思いますか?」という問いに対して「NOである可能性が高いです!」という答え
NOという根拠に関して
「お腹が引き締まっていない」=「腹筋が弱い」の式が成り立つとすると
は腹筋が弱いでしょうか?
あれだけのパフォーマンスを出せるプロアスリートなのですから一般の人より腹筋が弱いとは到底考えづらいですよね。
というお話をしました。
では、お腹が引き締まっていない理由には何が考えられるでしょうか?
私がお客様から「お腹が引き締まっていないから引き締めたい」という要望を受けたら
- 内臓脂肪が多い
- 全体的な体脂肪量が多い
- 腹筋が弱い
- 姿勢が悪い
この4つを疑います。
本日は3つ目の理由「腹筋が弱い」についてお話します。
これはどうしても主観になってしまいますが、「引き締まっている」という印象を抱く身体になるためには多かれ少なかれお腹周りに筋肉がついている必要があります。
(どれくらいついているがいいかは個人の好き好きですが)
なので、腹筋の筋トレをすることは全く必要ないという人は少なそうです。
ただし、ここで私が問題に思うのは
腹筋と言われしトレーニングはやっているけど、本当に鍛えたいところに効いている動きができているかということです。
腹筋に限らず、筋肉をつけるには狙った筋肉が効くように動かすことと、その筋肉に効いているかが大切です。
なので腹筋をつけたいときはそもそも腹筋がどこにあるかとどのように動かすと鍛えられるかを知っておく必要があります。
腹筋は大きなものでこの4つがあるので是非知っておいてください。
お腹の真ん中の「腹直筋」です。
上体を起こしたり折り曲げたりする動作でトレーニングできます。
下腹部を鍛えるために脚を上げ下ろしするときにも使われます。
脇腹や腰回りの筋肉、上が「外腹斜筋」下が「内腹斜筋」です。
上体を捻ったり横に曲げたりすることで鍛えられます。
お腹の最深部にある「腹横筋」です。
息を吐いてお腹を凹ませることで鍛えられます。
このことを「ドローイン」と言います。
体脂肪が多いわけではないのにお腹がぽっこり出ている人は腹横筋が働いていない可能性があります。
このように、「腹筋」とひとくくりにはできないくらいそれぞれ役割が違います。
それぞれの役割を理解して、必要に応じて色々な動きで腹筋を鍛えていきましょう!
また、以下の動画で腹直筋の細かいトレーニング方法を解説していますので参考にしてください。
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