ヘルスリテラシーを高めよう~自由ヶ丘、川崎のパーソナルトレーナー 向井ひろみ~

健康に関する正しい情報を入手し、理解して活用する能力を高める手助けをします

育ってきた環境が違うから栄養素の誤差は否めない~筋肉増と体脂肪減の両立の難しさとは②~

おはようございます!

日本人のヘルスリテラシーを高めることが目的のパーソナルトレーナー、向井ひろみです!

 

先日、お客様と「筋肉量を維持しながら体脂肪を減らすことは難しい」という話をしました。

そして昨日はその1つの理由である「筋肉量と体脂肪量に関わる栄養素が別々のものではなく、多すぎたら増えるし少なすぎたら減るのでちょうどよいを探すのが難しいから」ということについて解説しました。

今日は2つ目の理由について解説していきます。

 

その前に簡単におさらい(昨日のブログを読んで冒頭部分をご理解いただいている方は本題まで読み飛ばしてください)

 

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私は常々、ダイエットとは体重を落とすことではなく体脂肪を減らしたり筋肉をつけたり体のバランスを整えて見た目を今より良化させることとお話しておりますが、実際は確かに筋肉をつけて体脂肪を減らすことを共存させることは難しいと感じる面もあるでしょう。

ただ、それはいったいなぜなのでしょうか?

 

理由はいろいろでしょうが、私が思うには

  1. 筋肉量と体脂肪量に関わる栄養素が別々のものではなく、多すぎたら増えるし少なすぎたら減るのでちょうどよいを探すのが難しい
  2. 栄養成分表などの栄養素の量やカロリー表示はあくまで推定なため正確無比に管理することは不可能
  3. 人によって糖質、脂質、タンパク質の分解吸収能力が異なる

この2つの理由があると思います。

(もちろん他にも理由はありますが、今日紹介したいのはこの2つということで)

先に結論から話すと、難しくても両立させることに喜びを感じる人はトライし、管理が面倒だったり面倒な管理の対価が得られなかったときにモチベーションが下がる人は過度な期待をせずにほどほどに継続させることが最終的に理想の身体へと導いてくれます。

 

本日は2つ目の理由「栄養成分表などの栄養素の量やカロリー表示はあくまで推定なため正確無比に管理することは不可能」についてです

 

まず、栄養成分表とはこのような表で、基本的にはカロリー(熱量)、タンパク質量、脂質量、糖質量(炭水化物量)、食塩相当量が記載されており、その他はその商品の売りになる栄養素が記載されていることもあります。

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何か食べ物を買うときにはその商品に必ず記載されているものであり、最近は外食チェーンでもメニューやHPに記載されているところが多くなりました。

 

また、最近はネットやアプリで食材や調味料のカロリーまで調べることができ、1日の食事を外食してようが自炊してようが推定でカロリーを算出することができるようになっています。

 

ただ、ここで大切なのはその算出されるカロリーや栄養成分表の表示はあくまで推定ということです。

その誤差は栄養成分表では±20%まで認められています。

つまり、あなたが1日1,500kcalを厳格に管理したとしてもその誤差は1,200kcal~1,800kcalにも及ぶのです。

 

「え~なんでそんな誤差が出るの!?」って思いますよね・・・

でもよく考えてみてください。

私たちが口にするものは動物であれ植物であれ基本的には「生物」をベースとしています。

「生物」はその成長する過程での餌やその他生育環境によりすべてが同じになることはありません。

人間だって脂質の多い人間とたんぱく質の多い人間がいるじゃないですか笑

なのでその程度の誤差は不可避という訳です。

 

とはいえ、「この食品はだいたいカロリーがこれくらい」「タンパク質がこれくらい」というようにある程度の栄養管理は体づくりにとっては不可欠なので栄養成分表やカロリー管理は有意義であることには揺らぎはありません。

「厳格な」管理までは不可能というわけです。

 

なので、繊細な栄養管理が必要になってくる「筋肉量を増やしたい脂肪を減らす」ということは難易度は上がるということですね。

数字上だけで判断せず、実際の身体の変化を見ながら栄養量を微調整することが必要です。

 

冒頭で述べた通り難易度の高いことを否定しているのではなく、難易度が高いことに取り組むことや失敗してもそれをプラスに捉えモチベーションに変えることができる人はこれを踏まえてぜひトライしてください。

そしてやはりみんなができるかというとそういうわけではないと思うので、面倒なことが好きではなかったり綿密な管理をしたのに期待を裏切られたときのダメージが大きい人は筋肉をつける期間と筋肉をなるべく減らさずに体脂肪を減らす期間を分けて考えると成功しやすいと個人的には感じております。

 

 

皆さんに合ったやり方を少しでも見つけられればと思うので、昨日今日の記事を見て不安になったりモチベーションが下がってしまった人はあきらめずにご連絡、ご相談いただければ幸いです。

 

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