挫折しないハードルの設定
おはようございます！
日本人のヘルスリテラシーを高めることが目的のパーソナルトレーナー、向井ひろみです！
皆さんは、ダイエットや運動の継続、ジム通いを挫折したことはありますか？
トレーニングや食事制限、ジム通いを行うためにはまず目的があると思います。
そして、その目的を達成するための運動の内容や強度、頻度、そして食事内容などを決めると思います。
もちろんその計画を綿密に決めることもある程度知識がないと難しいです。
可能であれば専門家やトレーナーに相談して決めるといいでしょう。
それでも、続かないことってありませんか？
これをやればうまくいく可能性が高いことをわかっていても続かないのってなぜなのでしょうか。
1つの理由としては、理論上は可能でも自分の生活習慣において現実的ではない計画になっていることが考えられます。
私は以前ジムでトレーナーをしており、初回のお客様に「週何回、何時間来ることができますか？」と聞き取りをしておりました。
（この聞き方はあまり好きではなくなったので今はこういう聞き方はしません。）
そしてそのお客様がおっしゃった週の頻度と運動時間に基づいてトレーニングメニューや場合によっては食事のアドバイスをしていました。
しかし、これから運動を始める人が正確に週何回、何時間運動できるかなんてわかるでしょうか？
仕事や家事、学業など普段からきっと忙しい人にとって週に2～3回もジムに通うってやってみると意外と大変ですよね。
それで最初に決めた回数これなくなり、期待していた結果も伴わず1～2か月で挫折という方は珍しくありませんでした。
このように現実的ではない計画を立ててしまい挫折をした方に今お勧めしたい方法があります。
それは「1日1分ストレッチをする」「1日1回腕立てをする」というように一見「馬鹿にしてるのか」と思うくらい自分にとって超簡単なことから始めることです。
なぜならば、忙しい毎日を送る中健康習慣をつけるにあたってまず大切なのは、「今の生活を大きく変えずにできること」と考えるからです。
もちろん、腕立て1回やストレッチ1分で爆瘦せすることはありません笑
しかし、そこまで体力的苦痛や時間的制約がないことであれば週3回、週5回、毎日取り組んだとしても生活習慣はそんなに変わらないでしょう。
生活習慣はそんなに変えずに、運動することに慣れることができるのです。
それでも、昨日までの自分よりは運動してますよね。
まずはそれでいいと思うんです。
ジムで週3回運動することは、その運動の負荷のみならず
- ジム通いの時間を作り出す負荷（仕事や家事を効率よく行う）
- ジム通いによっての疲労を回復させる負荷（睡眠時間や入浴時間の捻出）
- （人によっては）食事内容を見直す負荷（自炊にかかる時間を捻出するなど）
などなど、一気にこれだけの負荷がかかってくるのです。
運動することに慣れてなくそれだけでも大変なのに生活習慣もこんなに変えなきゃいけないって思ったらそりゃ挫折しますよね。
なので、挫折を一度経験した方やまずは習慣をつけるところから、という方は日常生活を大きく変えなくてもできる内容のものから始めてみてはいかがでしょうか？
そして運動することに慣れ、少しずつ運動の頻度や時間を増やしていきましょう。
そうしたら生活習慣の変化は少しづつで済みます。
一気にやるから「ウッ」てなっちゃうんですね。
もちろん短期間で結果を出したい人には不向きなやり方ですが・・・
運動は一生もの、今度運動を始めたらもう運動不足にはならないぞ！という方にはぜひおすすめの方法です。
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