ホームランバッターには増量?減量?
おはようございます!
日本人のヘルスリテラシーを高めることが目的のパーソナルトレーナー、向井ひろみです!
さて、久々に野球の話題です。
と言っても、野球だけではなくパフォーマンスに関わることなので野球興味ない方でもお読みいただける内容です。
オリンピックが終わり、なかなか目立っていなかったプロ野球ですがキャンプもそろそろ終盤を迎えオープン戦に突入します。
そして、オフからこの2人の選手がある意味注目されています。
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昨シーズンよりも中田選手は20kgの増量、清宮選手は10kgの減量で今シーズンに臨み、その是非が話題となっています。
二人の背景としては
- ポジションは一塁手
- 求められるのはパワー、長打力(遠くに飛ばす力)
- 今年が勝負の年
という共通点がある中で、中田選手は増量、清宮選手は減量と真逆なことに取り組んでいるので、いったいどちらが効果的なの?と思われるのは不思議ではありません。
本日は二人に求められる「パワー」という観点から考えてみましょう。
まず、パワーは「筋力×スピード」で決まります。
簡単に言うと、強く、速く動けばよいということです。
では、増量と減量が「筋力」と「スピード」にどういう影響をもたらすか見てみましょう。
まず、増量は
- もちろん筋力は大きくなる
- 筋肉量は多いほうが筋の収縮速度は上がるためスピードもつく
というメリットがある一方で
- 筋肉以外で増えた部分(脂肪など)は体を動かすための重りとなるため、動作スピードが下がる要因となる。
というデメリットがあります。
つまり、筋力そのものは確実に増えますがスピードという観点においてはプラスとマイナス両方に作用するためバランスが大切と言えます。
また、スピードを付けるトレーニングを多く行うことでデメリットを減らすことができます。
反対に減量は
- 脂肪など体を動かす重りは減るためスピードが上がる
というメリットがある一方で
- 筋力は下がる
- 筋の収縮速度が下がるためスピードが下がる
というデメリットがあります。
筋力やスピードが下がるためデメリットが多いように感じますが体のコントロールはしやすくなるため体を上手に使えていない選手は動きやすくなりパフォーマンスが上がる可能性もあります。
なので、どちらが良いかということはなく、自分の現状を理解しそれぞれのメリットデメリットを吟味したうえで選択していればそれに正解不正解はないのです。
皆さんに置き換えると「ダイエットには糖質制限がいいらしい」「いや、ダイエットには脂質制限がいいらしい」「どっちやねん」など体づくりにおいていろいろな「〇〇がいい」に惑わされたこともあるのではないでしょうか。
こういう情報はそれを行って成功した人がいるので嘘は絶対にないですが、自分自身に当てはまるとは限りません。
それぞれの特徴やメリット、デメリットを理解し自分に合うものを選べるようになると良いですね。
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