脂肪燃焼のための有酸素運動の時間は？ - ヘルスリテラシーを高めよう～自由ヶ丘、川崎のパーソナルトレーナー向井ひろみ～

おはようございます！自由が丘と川崎市多摩区で活動するパーソナルトレーナーの向井ひろみです！

昨日は「そもそも有酸素運動とは？」という意外と知られていないことについてお話しました。

今日はその有酸素運動を脂肪燃焼するためにはどのくらいの時間行えばいいかをお話します。

そのためにはどういう運動が「有酸素運動」になるかを知っておいていただいたほうが理解が深まると思うので昨日の記事をまだご覧でない方は是非ご覧ください。

結論からお話すると・・・

脂肪燃焼に必要な最低の有酸素運動の時間はありません。

脂肪燃焼のメカニズムとしては

ざっくりするとこのような流れです。

もしかしたら、「脂肪燃焼には有酸素運動が20分以上必要である」ということを耳にしたことがあるかもしれません。

これは間違っていないのですが、もうすこし正確に言うと「分解されて筋肉に運搬された脂肪が燃焼しきり、エネルギーとして消費されるまで20分必要である」ということです。

身体を動かし始めると脂肪が分解され血中に流れ出始めるので、最初の数分でも脂肪燃焼の工程は始まっているのです。

ここで考えていただきたいのが・・・

有酸素運動が終わっても筋肉は動き続けますよね？

当たり前ですが、有酸素運動が終わった後にその場でずっと立ち尽くし一切の筋肉活動が行われない人はいないと思います笑

なので血中に分解された脂肪はその後の筋肉活動でエネルギーとしてしっかり消費されます。

つまり・・・

有酸素運動は短い時間でも脂肪を利用し、結果的に燃焼するということが言えます。

短い時間での有酸素運動は消費する脂肪の量に関しては限定的ではありますが、塵も積もれば山となります。

1日5分の有酸素運動も毎日やれば1週間で35分、1か月で約150分、1年で約1800分です。

1年で脂肪1.5kgの差がつきます。

5年で7.5kgです。

もちろん短期でダイエットをしたい方に1日5分でOKですよは話が飛躍しすぎですが、1日5分の有酸素運動も馬鹿にはならないことがお分かりいただけましたでしょうか？

皆さんの体力と日常生活内で使える時間と相談しながら、継続できる有酸素運動の時間を設定できるようにしていきましょう。

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