ヘルスリテラシーを高めよう~自由ヶ丘、川崎のパーソナルトレーナー 向井ひろみ~

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【野球】スワローズ戦考察vol.29(11/12 対読売ジャイアンツ)

こんばんは!自由が丘と川崎市多摩区で活動するパーソナルトレーナーの向井ひろみです!

 

我が東京ヤクルトスワローズ、6年ぶり8度目の日本シリーズ進出決定です!

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出典:東京ヤクルトスワローズ公式サイト

2試合に1回の観戦記のよていでしたが、昨日でクライマックスシリーズ(以下CS)が終了したため、急遽本日の投稿です。

それではご覧ください

 

11/12 ヤクルト 2-2 巨人

先発の緊急降板もリリーフ陣が持ち味を見せ粘りの戦いで引き分け、規定によりスワローズが日本シリーズ進出を決めた。

 

スワローズ先発は原樹理投手。長らくスワローズの投手陣は石川投手と小川投手が中心であったが今シリーズは奥川投手、高橋投手、原投手の並びに。事実今のスワローズで安定しているのはこの3人+故障離脱のサイスニード投手。小川投手と石川投手が実質5,6番手でその5,6番手も高梨投手やこの後出てくる金久保投手が狙っている。更に前半戦は先発ローテーション投手で今はリリーフに回っているスアレス投手や田口投手も決して先発失格の配置転換ではなくリリーフ陣の厚みを増すための配置転換である。これは昨年までのスワローズでは考えられないような先発投手の豊富さである。昨年は小川投手の次によく投げたのが高梨投手、あと誰がいたっけ?笑

 

その原投手は立ち上がり坂本選手に死球を与えるもストレートとスライダーを中心に粘りの投球。持ち味のシュートはなく2回り目以降を考えての配球だったがそれでも抑えられていたところは原投手の今季の成長である。

しかし2回表、6番大城選手に粘られ投じた9球目をピッチャー返しされる。そこでグラブと一緒に咄嗟に出た原投手の右手に打球が直撃。ノーバウンドで当たったのでまあ続投は絶望的だった。ちなみにピッチャーは右手を出すなとよく言われるがあの速さの打球がきたら防衛本能で右手は出てしまう。ピッチャー強襲処理の練習を普段からしていれば無理ではないかもしれないがそんな危険な練習しない笑。

そして原投手の次を受けたのは金久保投手。金久保投手のストレートの威力は奥川投手や高橋投手に劣ることはなく個人的に大いに期待しており、来季奥川投手と高橋投手の間に割って入って来れる実力があると信じている。

この日は緊急登板のためさすがに先発調整しているときほどの威力はないが2回表はよく2人で抑えた。

 

一方ジャイアンツの先発メルセデス投手はストレートの球速自体は140キロ前後と速くはないが、カーブとチェンジアップを上手く使い変幻自在という投球でストレートもスワローズ打線にとっては速く見えているだろう。4回や6回に四球からランナーを出しピンチを招いたがコントロールを乱したというよりは一発を警戒し丁寧に投球した印象で逃げていたという感じはなく、スワローズ打線がメルセデス投手を捉えそうな雰囲気はなく6回を80球無失点に抑えられた。メルセデス投手の対スワローズシーズン防御率は5.14と良くはないが、この日はオリンピック日本戦以来の快投だったのではなかろうか笑

 

金久保投手にはロングリリーフが期待されたがやはり緊急登板の難しさがあったか3回から5回とヒットや四球でピンチを招く。しかし要所でストライクゾーンで勝負ができており、特に3回の1アウト1,3塁で3番坂本選手を迎えたときに坂本選手が簡単にセンターへ犠牲フライを上げてくれたのは金久保投手にとっては助かったと思う。なぜならば金久保投手は吉川投手に8球で四球、言い方は悪いが引退を決めている亀井選手に6球投じて安打されており苦慮しながらクリーンアップを迎えているので大量失点の危険もあった。ジャイアンツにとってもまだこのシリーズ無得点でなんとか先制点をというとこだったのだろう。先制されながらスワローズ有利は揺るがないと感じるジャイアンツ先制劇であった。

 

4回表は大城選手と廣岡選手の連打と8番松原選手の初球の偽装スクイズにより0アウト2,3塁のピンチを招く。しかし松原選手を空振り三振に斬ってとり後続も抑え無失点。このシーンは逆に1点取りに来られるほうが嫌だった場面でジャイアンツの攻撃のちぐはぐさを感じた。

 

試合はスワローズのリリーフ陣も好投を見せ0-1で7回裏へ。ここでジャイアンツはメルセデス投手からデラロサ投手へスイッチ。そのデラロサ投手からスワローズ打線は繋いでチャンスをつくり2アウト満塁のチャンス。迎えるバッター青木選手の場面でジャイアンツは中川投手にスイッチ。大城捕手の要求インコースに対し外に甘く入ったストレートを青木選手は逃さずレフト前へ運び2-1と逆転。1点もやれない、デッドボールも許されない場面で登板したばっかの投手にインコース厳しいところはなかなか投げにくいだろう。打った青木選手がもちろん素晴らしいのだがリードや作戦は実行する選手にとって無理難題ではないかというのも大切だなと感じさせる場面であった。

 

試合は8回に清水投手が1点を失うもそのまま2-2の同点で試合終了。スワローズの日本シリーズ進出でCSは幕を閉じた。

 

 

日本シリーズは26年ぶりにオリックスと対決、いや、バファローズと対決と考えると20年ぶりか。ややこしいな笑