ヘルスリテラシーを高めよう~自由ヶ丘、川崎のパーソナルトレーナー 向井ひろみ~

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【野球】スワローズ戦考察vol.18(10/5-7 対読売ジャイアンツ)

おはようございます!自由が丘と川崎市多摩区で活動するパーソナルトレーナーの向井ひろみです!

 

さて、プロ野球も各チーム残り20試合を切りました。セ・リーグはスワローズ、パ・リーグバファローズという昨年共に最下位のチームが首位に立っています。

 

こんな順位、誰が予想したでしょうか。

特にスワローズはOBの真中氏が3位に予想したのが最高位で他の評論家は概ね最下位でした笑

 

しかし、互いに昨年最下位のチーム。

もちろん昨年とは雰囲気などチーム状況は大きく異なりますが、勝ち慣れているチームではないので何かのきっかけで崩れてしまうこともあるかもしれません。

 

まだまだ目が離せないプロ野球、スワローズはジャイアンツ、タイガースと6連戦を戦います。

 

 

10/5 ヤクルト 3-2 巨人

ミスもあったが全体的に互いのチームの必死さが見えた好ゲーム、スワローズがなんとか逃げ切り初戦を制した。

 

スワローズ先発小川投手は前回ジャイアンツ戦、ジャイアンツ先発高橋投手は前回スワローズ戦で互い早い回にノックアウトされており、今日は両先発がどれくらい粘れるかが鍵となりそう。

 

1回表、ジャイアンツは先頭松原選手がセンター前で出塁するが続く若林選手がバントを決めきれず内野ゴロに倒れる。小川投手はコントロールで勝負する投手で比較的バントはしやすい投手なのに決まる気配がなかったのは苦しい。そして2アウト1塁での岡本選手の場面で若林選手は盗塁失敗。これで小川投手は岡本選手にランナーなしで対戦することが出来る。若林選手のプレーが小川投手を乗せてしまう結果となった。

 

対する高橋投手は初回から青木選手に四球を与えるなど前回登板同様コントロールに不安を残す立ち上がり。特に2回はビックリ箱的な活躍をする日もあるがランナーなしのときまで必要以上の警戒をすることはない先頭の西浦選手に四球を与えてしまうなど、思うように試合をコントロールできない様子であった。

 

そして3回裏、スワローズはヒット2本で1アウト1,3塁のチャンスをつくり四番の村上選手に打順が回る。ここで両選手の必死さが見える個人的今日イチの場面。村上選手はショートに鋭い打球を放つが坂本選手が上手くその打球を止めセカンドに早急、そしてファーストに送られダブルプレー成立と思いきや村上選手の決死のヘッドスライディングで1塁セーフ。ゲッツー崩れでスワローズに先制点が入る。もちろん村上選手の泥臭さにスワローズのチーム状況が現れているのは言うまでもないが、坂本選手の諦めない、絶対に点をやらない意志が伝わるプレーにジャイアンツの手強さを感じた。

 

4回表、スワローズは簡単に2アウトをとるも続く三番坂本選手がライト前にヒットを放つ。そこでライトサンタナ選手が少し緩慢な動きで打球を弾いてしまい坂本選手は2塁に進塁。サンタナ選手も膝に手をつき「やっちまった」感が出ていたのでこれをきっかけにこういうプレーはないようにしてもらいたい。

このピンチは小川投手が岡本選手を三振に取り無失点。岡本選手は6回、8回もランナーのいる場面でヒットを放つことが出来なかった。

しかし、今日のジャイアンツの5番は亀井選手で、正直今シーズンは怖さをあまり感じない選手である。故に岡本選手に対して厳しく攻めることが出来る。スワローズは5番以降も怖いので4番の村上選手と勝負せざるを得ない。ここ最近岡本選手がディスられているネットの書き込みを見かけるがそういった状況を考えるとよく頑張っていると思う。個人的には今の調子なら5番に丸選手が入るとちょっと嫌な感じはする。

 

4回裏はビックリ箱西浦選手とさっきエラーしたサンタナ選手の連続ホームランで2点追加。西浦選手のホームランはソロだし勝負しないでフォアボールでランナー溜めるほうがイケてないから開き直ればいいと思ったが動揺しまくりでサンタナ選手にはど真ん中を放ってしまっていた。

そういった精神的脆さも出てしまったためか高橋投手はここで降板。初戦とはいえジャイアンツとしては1つも負けられないためこの交代はやむを得ないか。

 

そして必死の継投策に答えるようにジャイアンツは5回と6回に1点ずつ追い上げ1点差に。特に6回の坂本選手のタイムリーは投げた小川投手もほぼ狙っていたアウトロー低めのボールゾーンにスライダーを投じたのにフェンス直撃まで運ばれてしまった。あれは坂本選手が狂ってるとしか言いようがない。

 

その裏のスワローズは先頭の西浦選手が右中間にツーベースを放ち突き放すチャンス。続くサンタナ選手はセンター方向に鋭い辺りを放つがシフトを敷いていた吉川選手の正面に。そして吉川選手は迷いなく2塁ランナーの西浦選手を3塁で刺すべく送球、挟殺になり西浦選手タッチアウト。さらにバッターランナーのサンタナ選手も2塁でタッチアウトとダブルプレーに。西浦選手もサンタナ選手も上手な走塁ではないが走塁ミスとは言えない。ジャイアンツ内野陣の攻めの守りに阻まれる格好となった。

 

流れがあまりにもジャイアンツに傾いているが、それを止めたのが7回表に登板した勝利の方程式今野投手であった。最近は疲れもたまっており痛打される場面も出て来て休養する日もあったが満を持して持ち場に登板。そして無失点に抑えジャイアンツに流れを渡さなかった。

そして清水投手ーマクガフ投手と0に抑えスワローズが初戦を勝利した。マクガフ投手はヒヤヒヤだったがクローザーは過程はどうあれ勝てば大仕事である。

 

なんとか勝利はしたが、ジャイアンツの粘りを感じる試合であった。明日以降も厳しい戦いが続くと想像される。

 

ヤクルト 3-0 巨人

少ないチャンスを確実にものにし、少ない点差を磐石のリリーフ陣で逃げきるというどこの強いチームだよって戦い方でスワローズが5連勝を決めた。

 

スワローズ先発のサイスニード投手はストライク先行でカウントを取る球と勝負球の力加減も上手く意外とクレバーな投球をするなあという印象の投手。しかし今日は初回から珍しくボール先行でランナーを溜めるピッチング。松原選手先頭打者四球を与えるという嫌な立ち上がり。しかし続く若林選手の初球ボールの後の2球目で松原選手が二盗を試みタッチアウト。コントロールが定まっておらずアウトもまだ取れていない場面で自らアウトを与えピッチャーを助けるという最悪の盗塁失敗である。ただ、状況判断ができていない松原選手も悪いが「行くな」のサインを出さなかったベンチも悪い。無理して盗塁しなくても松原選手への投球を見ればサイスニード投手に付け入る隙は多かった。徹底させられなかった上司の責任である。

 

サイスニード投手は2回と3回も荒れて得点圏にランナーを背負うが、下位に回るのに7番大城選手に送りバントをさせたりとジャイアンツの相手投手を助ける采配にも助けられ3回までランナーを6人出すも無得点。もう1敗もできない追い込まれたチームが故の焦りが昨日の試合と異なり今日は見えた。

 

一方ジャイアンツ先発のメルセデス投手はオリンピック初戦の日本戦を彷彿とさせる完璧なピッチングを4回まで展開。ランナーは村上選手の四球のみで全て3人で攻撃を終えられた。球数も45球。しかしジャイアンツの攻撃のちぐはぐさもありどちらの流れとも言えない展開であった。

 

そしてリズムに乗ったサイスニード投手が5回まで0に抑えるとその裏の先頭の村上選手がショート横に鋭い打球。これを動きの良い坂本選手がギリギリ候補するもファーストへのハーフバウンド送球を北村選手が取れずヒットに。ちなみに以前スワローズがジャイアンツに負け越したカードはファースト中田選手の捕球力への安心感で内野陣の動きが神懸かっていた。1塁を守る選手を8番に置くなら守れる中田選手が出ているほうが嫌だなと思っていたが…皮肉なことにこのランナーが決勝点(ランナーはオスナ選手に入れ替わったが)となった。

そして続く中村選手の右中間へのツーベースと西浦選手の犠牲フライで2点先制。通常時でない西浦選手だと空振りか内野ゴロになる球だったので、まだ確変は続いているのかもしれない。

 

そしてスワローズは石山投手ー今野投手ー清水投手ーマクガフ投手がノーヒットリレー。打線も8回2アウトから青木選手の激走内野安打と山田選手のセンター前、村上選手のライト線ツーベースで貴重な1点を追加できるというどんな強いチームだよという流れで勝利した。

 

明日の予告先発が原投手ー菅野投手でありさすがにジャイアンツ有利なためスワローズは今日の試合を勝利の方程式を連投させて勝ちに来た。明日は方程式がきっとお休みだが大西投手、田口投手、石山投手、スアレス投手がまだ控えている。原投手は中5日ということもあり5回を全力で投げきって欲しい。

 

ヤクルト 1-0 巨人

またもノーヒットノーラン目前まで抑えられるものの投手陣の踏ん張りで0-0で進み、最後はこの三連戦のテーマとなる全力疾走でスワローズがサヨナラ勝利した。

 

ジャイアンツの先発は菅野投手、ここ2シーズンスワローズには無敗で今シーズンも12イニングをわずか3安打無失点に抑えられており苦戦が予想される。しかし、スワローズの先発原投手もここ最近の登板は中盤までランナーを出しながらも粘りのピッチングで点数は許さないため、ロースコアの展開になるかと予想した。

 

試合が始まると予想通り菅野投手は無双笑。途中笑みもこぼれる余裕のピッチングでスワローズ打線は全く手が出ず5回までエラーの1人のみの出塁で毎回三者凡退に。

対する原投手は逆に毎回ランナーを背負うがジャイアンツの打線がなかなか繋がらない。そして今日は菅野投手のため8番に打率がついに菅野投手を下回った小林選手が入っていることもあり若干ジャイアンツ打線の怖さが薄れている。1人打つ選手が多いか少ないかでその前を打つ選手に対しての攻め方に余裕が持てる。それをバッテリーが上手く利用しジャイアンツを4回まで0点で粘り、5回と6回は三者凡退に抑え6回無失点と中5日での先発の役割を大きく果たした。

 

そして菅野投手は6回、先頭のサンタナ選手に今日初の四球を与える。そして続く西浦選手はバントのサイン。そしてネクストには川端選手が準備。西浦選手は2球バントを失敗するもその後粘りフルカウントへ。そして次の球は内角に大きく抜け死球に。0アウト1,2塁となったところで代打は川端選手ではなく宮本選手に。最近このフェイク川端が効いている気がする笑

宮本選手は見事バントを決め1アウト2,3塁。ここで続く塩見選手でなんとかノーヒットでも点を取りたいところだったがカウント2-0からのインコースのシュートに手をだしピッチャーゴロ。投手が投手だし場面が場面なのでなかなか冷静にはいられないだろうがファーストストライクから手を出す球ではなかったのでもう少し狙い球を絞ってほしかったというのが本音。しかしサンタナ選手が三本間に挟まれている間に塩見選手は2塁へ進塁。簡単に進塁できるほど長い挟殺プレーではなかったが塩見選手の先の塁を狙う気持ちが見えるいい走塁だった。結果的に点数には結び付かなかったがのちにこの走塁の意識が勝利を呼ぶとは。

 

そしてノーヒットノーランを狙う7回裏の菅野投手にアクシデント。投球練習中に右手の指をつった模様。菅野投手は降板となり、スワローズに流れが傾きそう。しかしここは緊急登板のデラロサ投手が3人で抑えた。仮にジャイアンツが勝っていたらヒーローはデラロサ投手だったと思う。

 

スワローズは三連投しないだろうと思っていた今野投手、清水投手が登板。残り20試合を切りリミッターを外したか。二人はそんな高津監督の想いに応えるかのように素晴らしいピッチング。特に清水投手は昨年の終盤は登板過多で打ち込まれるケースが多かったが今年は今が1番いい球を投げているといっても過言ではない。それは今野投手も同様に思える。過度の連投を最後まで我慢してきた高津監督のマネジメントが光る。

9回もマクガフ投手が抑え、スワローズはノーヒットながらも負けがなくなった。

 

そして9回裏、先頭の代打川端選手が160kmの真っ直ぐに空振り三振。しかし、続く塩見選手がサードに鋭い打球を放ち岡本選手が捕球できずレフト前ヒットに。先日の中日ロドリゲス投手のときに続きまたもノーノークラッシャーとなった。

1アウト1塁となって2番青木選手。ここでジャイアンツビエイラ投手は執拗に1塁に牽制球。それでも塩見選手はクイックの遅さと変化球が予想されるカウントで2塁盗塁、そして成功。塩見選手ってそんな考えてプレーできる選手だったっけか、プレッシャーの懸かる中成功する根拠を持ってのプレーに拍手。

青木選手倒れ2アウト2塁となり山田選手。カウント0-1からの2球目のストレートに激詰まりするも弱いゴロがショートの前へ。坂本選手もギリギリのプレーをするも1塁への送球がハーフバウンドとなりファースト若林選手が捕球できず内野安打。そしてこの送球が乱れる間に塩見選手は3塁を回りサヨナラのホームイン。なんという結末だろう。山田選手の全力疾走がジャイアンツ内野陣にプレッシャーを与えサヨナラを招いた。

 

いろいろな解説の方が仰っているが、この三連戦は全力疾走がキーワードであったと思う。私は143試合あるプロ野球で全てにおいて全力疾走しろとは思わない。全力疾走はケガとも隣り合わせだし毎日戦う選手が回復にかけられる時間を考えると全て全力疾走することは理にはかなっていない。(プロだから全力疾走しても回復するくらいの回復力をトレーニングで積んでおくべきという向きもあるが、プロ選手のレベルの全力疾走、その選手にとっての全力疾走は本数が多ければ必ず過負荷となりどんなアスリートでもダメージは与えられるのである。そ)

しかし、ここに来て全力疾走を徹底しているのはここが勝負どころと踏んだからであろう。スワローズの選手の場面場面での全力疾走がジャイアンツにプレッシャーを与え得点、勝利に結び付いたといえた三連戦となった。

 

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