東海大菅生vs大阪桐蔭の雨天コールドから考える
おはようございます!自由が丘と川崎市多摩区で活動するパーソナルトレーナーの向井ひろみです!
本当は今日は「トレーニングの原則」の日でしたがこの話題に触れないわけにはいかず…
夏の甲子園、優勝候補同士の一戦はなんと試合途中の8回で雨により試合続行不可能。
しかし、高校野球特別規則に基づき7回を終了していれば試合成立ということでそのまま7-4で大阪桐蔭の勝利となりました。
敗れた東海大菅生高校の選手たちの無念さは計り知れません。負けるにしても最後まで戦って負けなければ悔いが残るでしょう。いろいろな声があがっていますが、私としてもこのような幕切れはなんとかならないものかと思います。
ただ、私が気になるのが、この「高校野球は7回が終了すれば試合が成立する」という高校野球特別規則です。
ちなみに野球は5回が終了すれば試合が成立するのですが、高校野球は特別規則でここが7回に置き換えられているのです。負ければそこで終了の高校野球、試合成立の基準は厳しく設定されているのでしょう。途中終了は誰も幸せにならないのが目に見えてますからね。勝った側も複雑ではないでしょうか。
しかし、7回とはいえ試合途中の終了に変わりはありません。途中終了する可能性が低くするように設定しているとはいえ、そこに配慮するのであればじゃあ最初から9回終わらないと成立しないにすればいいじゃんと思います。
それはそれで試合が消化せず決勝までの日程消化が困難を極めるという意見もあるでしょう。特に今年のような雨で何日も流れてかつオリンピックの影響で決勝が8/27と遅くに設定されているのでなおさら消化を意識したのでしょう。
しかし、夏の甲子園で雨天コールドで試合が成立したのは103回の歴史において今回が4回目です。これを考えると、7回コールド規則が日程消化に一役買っているとは明らかに言えません。
また、7回以上戦ったのに試合が成立せず翌日再試合なのは選手の健康状態に悪影響だからという理由ももしかしたらあるかもしれません。
でもこれも同様に滅多に発生するものではなく最後まで戦いたい選手の気持ちを制してそこに配慮するほどのものかとも思います。
なので、そもそもこの7回コールドルールが存在していることが愚と思うのです。
しかし、この愚と思われるルールもルールブックに明記されている以上、異議を申し立てることは可能だったのではないかと思います。
でもめったに適用例がないこのルール、まさか自分が当事者になるなんて夢にも思わないのではないでしょうか?
だからこういうルールを嘆くのって結局ルールが適用されて悲しい思いをする人が出てからなんですよね。
当事者が出てしまった以上、高校球児や周りにいる大人たちがこのルールによって悲しい思いをするのが嫌なのであれば、今はSNS全盛の時代ですしこのルールの改正を働きかけてもいいと思います。
そして、高校野球特規則をもう一度見返して、謎ルールがあるのであれば同じく働きかけてもいいのです。(ルールや契約書をよく見ないであとで損する大人は多数います。そういった損をしないためにもいい教育の機会じゃないかと。)
時代や実態にそぐわない謎ルールがもしかしたら他にもあるかもしれないですしね。
本来高野連が子どもたちのためを思って率先してこのような謎ルールは改正できるのがいいかもしれませんが、他人の動きを待っていても何も起こらない。
今回の雨天コールドから、自分達が後悔しないために自ら行動することを高校生のうちから学べるのであれば、これはこれで教育的意義があるのではと思います。
橋下さんが「こんなの教育じゃない」とおっしゃってましたが、待ちの姿勢では自分達の未来は開けないことを教えるのも私は教育の1つなんじゃないかなとも思いました。
私も野球教室で未来の高校球児に携わっている以上、どうしても触れたいニュースでした。
お付き合いありがとうございます✨
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